膝の痛みの原因

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膝の痛みの原因

膝の痛みを訴えている日本人は、およそ3,000万人ともいわれており、主に中高年齢層の1%が抱えている体の不調といえます。膝の痛みは、治りにくく早めに整形外科の診療を受けた方がよいでしょう。

 

膝の痛みは、強くぶつけた、交通事故などのような外傷性の原因もありますが、中高年に多く見られるのは、加齢によるものや肥満、姿勢の悪さなどこれまでの積み重ねが、膝を痛くしている原因となっていることが多く見られます。

 

膝関節は、全身にある関節の中でも負担が大きい関節で、年月を重ねてきたことで、軟骨部分が薄くなり、骨同士がぶつかることで炎症が進んで、膝の痛みが強くなります。これを防ぐには、膝に負担をかけすぎない、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどの成分を補うことがあげられます。

 

そして、肥満も膝の痛みの大きな原因になります。膝関節には、歩くだけでも体重のおよそ3.1倍の重さの負荷がかかっています。体重60kgの場合は180kgの負荷になります。

 

体重が重ければ、膝関節にダメージを与えることになるのです。中高年齢になって、体重が増えた場合は減量を心がけた方がよいでしょう。それから、O脚やX脚などの足の状態も膝の痛みの原因になります。通常は、股関節から足首までまっすぐな足ですが、O脚やX脚は膝に不必要な力がかかるので、膝の負担となり痛みになります。体のゆがみを治すだけでも、膝の痛みは軽減されます。